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非エンジニアでもノーコードでWebアプリ制作できるSaaSを5つ紹介

非エンジニアでもノーコードでWebアプリ制作できるSaaSを5つ紹介

非エンジニアでもノーコードでWebアプリ制作できるSaaSを5つ紹介

IT人材育成

新規事業としてWebサービスを始めたい、そんなときにまずはニーズや機能の検証ができるPoCやMVPを作りたいとなるシチュエーションは多くあります。
そういったときに手が空いているWebアプリケーションエンジニアがいれば問題ありませんが、なかなか工数を割けなかったり、そもそも自社でエンジニアを抱えていなかったりする場合もあります。

そんなときに自社の非IT職でも利用しやすいノーコードのWebアプリケーション製作ツールが活用できます。
ブラウザ画面の中にある要素をつかって組み立てていくだけでWebアプリが最小工数で開発でき、場合によってはそのまま公開も可能です。

この記事では、世界中で人気が高く、日本でも活用事例のあるノーコードツールを紹介していきます。

330万アプリ開発実績のあるBubble

2023年12月現在、すでに330万以上の開発実績があるノーコードツールのBubble。
ノーコードツールがブームになり始めた頃から存在しており、初期に比べるとかなり安定した動作になっている信頼できるツールです。

統合できる他アプリケーションや他サービスの数も随一となっており、多彩なWebアプリケーションが開発できようになっています。
動的コンテンツ対応やバージョン管理、レスポンシブデザインなどWebアプリケーションに必要な要素が詰まっているので、テストで利用したいというライトユーザーからガンガン開発していきたいヘビーユーザーまで受け止められる仕様です。

無料プランを含めた料金プランも5つ用意されており、ステージごとにプランを切り替えて成長させることが可能です。

簡単でシンプルなWebアプリ制作ができるGlide

Glideは、そのシンプルな操作感がIT初心者の人にも人気のノーコードツールです。
テンプレが多数用意されているため、「こんな感じのWebアプリを作りたい」と思いついたら、ベースとなるテンプレートから作り込むことができます。(一部、マーケットプレイスになっており有料テンプレがあります)

どちらかというと、ビジネスフレンドリーなユースケースが多いため、社内で利用するWebアプリに検討されるケースが多くなっています。
スプレッドシートやExcel、AirTableなどのデータリソースも利用できるため、社内のデータを活用する際にも使い勝手の良いサービスです。

おしゃれなUIで高機能なsoftr

softrは、Glideの対抗馬と言えるサービスです。テンプレート機能もさることながら、おしゃれなUIが特徴で開発していて楽しくなります。
また、オートメーションツールとしての側面も前面に打ち出しており、MakeやZapierを始めとしたオートメーションツールとの統合が可能です。

ブロックを積み重ねていく形式のエディターは、WordPressユーザーなどにはわかりやすいでしょう。
コミュニティも活発なので、わからないことがあった際には投稿すれば快く回答してくれる仲間がいます。(ただしコミュニティは英語です)

アクセスコントロールも機能が豊富なので、利用者の制限をかけたいなどの場合でも使い勝手が良いです。

おしゃれWebサイト制作にデザイン強者なYcode

Ycodeは、Webアプリケーション的な機能を搭載できますが、それよりおしゃれなデザインのWebサイト制作技術が際立つノーコードツールです。
アニメーションやSEOなど、昨今の綺麗なデザインのWebサイトをコーディングなしで作成できます。

また、フルデザインコントロールというだけあって、多くのデザイン要素を広くカスタマイズできるので、オリジナリティを含ませたいデザイナーにとって嬉しい機能となっています。
少々お値段は張りますが、Figma To Ycodeというサービスもあるため、デザイナー主体の企業にとっての良い選択肢となります。

堅牢なデータリソースと連携できるDrapCode

エンジニアが含まれたプロジェクトでノーコードツールをガッツリ使っていると、「なぜこれはできないんだろう」と思い悩むシーンがあるかもしれません。
特にデータベースを自社で保有しており、そこに多くのデータが含まれているときは活用したくなるでしょう。

そういったときに便利なのがDrapCodeです。
AirTableやスプレッドシートといったノーコードツールと相性の良いデータリソースも活用できますが、それ以上にMySQLやPostgreSQL、さらにはSalesforceなどの堅牢なデータソースを利用できます。

すでに社内に多くのデータがある企業におすすめできます。

少ない工数でMVP開発

特にイントレプレナー制度がある企業などでは、従業員が企画した事業を金銭的・人的コストを大きくかけずに試したいというシチュエーションは多発します。
テストマーケティング的な意味でも、作って早めにリリースして反応を見たい、といったこともあるでしょう。

そういった際にノーコードツールをうまく利用すれば、その後の本格リリースに響かないクオリティで需要の検証ができるMVPを開発できます。
多くのツールが無料で利用できるようになっているので、社内利用としてご一考してみてはいかがでしょうか。