この記事はMac初心者向け、またはMacを使い続けているがショートカットを全く使っていない人向けになります。
Macは直感的に操作できるおかげで、ショートカット使い始めは少し戸惑うかもしれませんが、この記事を読んで実践すればすぐにその魅力に気づきます。ぜひ参考にしてみてください。
この記事では、Mac操作を効率的にするための基本的なショートカットを集めました。これらを覚えて積極的に使っていけば、Macがより手放せない相棒になること間違いなしです。
実際にこれからショートカットを覚えたいと思っている人は「本当にショートカットなんて使う必要あるの?」「覚えても使わないんじゃないか?」と感じているかもしれません。
これに対する回答は明確です。
「絶対ショートカットを使ったほうがいい」と断言できます。
以下にそのメリットを列挙します。
上記で示した通り、Macでショートカットを使うことはメリットだらけです。
とにかく手に覚えさせれば信じられないくらい作業効率がアップしていきます。
早速、今日紹介する基本的なショートカットを見ていきましょう。
Macでのコピー&ペーストは、「Command + C」と「Command + V」のシンプルなショートカットで実行できます。
テキストや画像、ファイルなどのMac上の要素を複製し、別の場所に移動または複製する際に使う代表的なショートカットです。
コピー&ペーストのショートカットは、レポート作成、データ入力、プログラミングなど、幅広い作業に対応し、一貫して「コピーとペースト」として機能します。
また、手作業による誤入力のリスクを減らし、作業ミスを減らすために積極的に使用するべきショートカットです。
Macにおいて、ウィンドウの全画面表示と解除は「Control + Command + F」で簡単に切り替えが可能です。
アプリケーションを画面いっぱいに拡大できます。全画面表示は作業に集中したいときに使いたい機能です。
全画面表示を解除も同じショートカットで可能です。複数の文書やWebサイトを参照しながら作業を行う場合、このショートカットは時間の節約に役立ちます。
ビデオ通話や資料作成時によく使うショートカットなのでおすすめです。
複数のアプリケーション間をスムーズに切り替えるには「Command + Tab」のショートカットを使用します。
開いているアプリケーションを瞬時に切り替えることができ、作業の流れを中断することなく効率的に作業することが可能です。日常的にマルチタスクをこなすユーザーにとっては、欠かせないショートカットです。
アプリ切り替えのショートカットを利用することで、マウス操作やトラックパッドを使ってアプリケーションを選択する手間が省けて非常に便利です。
特に、複数のファイルを同時に扱ったり、Webブラウザのコンテンツを参考にしながら書類を作成するなど、複数のアプリを言ったり来たりする際に効果を実感できます。
「Command + Shift + 3」や「Command + Shift + 4」を使ってスクリーンショットを簡単に撮影できます。
全画面または選択した領域のスクリーンショットを取ることで、画像として扱いたい情報を素早くキャプチャできます。会議のメモ、重要なWebサイト、またはプログラミング中のエラーを記録する際に特に便利です。
スクリーンショットのショートカットは自分が見ている情報を共有する際にも役立ちます。
例えば、チームメンバーに特定の操作手順を示す場合や、クライアントにデザイン案を送る場合など、画像として情報を伝えることでより詳細に伝えることができます。
Spotlight検索は、「Command + Space」、または「Option + Space」のショートカットで瞬時にアクセスできます。(言語設定などによって異なる場合があります)
この機能は、ファイルやアプリケーション、さらにはWeb検索まで、パソコン内からアクセスできる必要なものをすばやく見つけるのに非常に便利です。Spotlightを使うことで、時間をかけてフォルダを探す手間が省け、瞬時に目的のアイテムにアクセスできます。
Spotlightは単なる検索ツール以上の機能を持っています。
計算や通貨変換など、ちょっとした作業をSpotlightだけで実行できるのです。また、連絡先の検索やカレンダーの確認など、日常のさまざまな操作を効率化できます
Macでアプリケーションが応答しなくなった際には、「Command + Option + Esc」を使った強制終了が非常に役立ちます。
このショートカットを使うと、強制終了ウィンドウが開き、動作を停止したアプリケーションを選択して矯正終了させることができます。フリーズしたときに試してみてください。
ただし、頻繁に使うべき機能ではないので注意が必要です。
メモリ消費が激しくて動きがときどき止まるアプリケーションがあって「困った…」というときに覚えておくと役立ちます。ですが、通常のアプリケーションの終了で使うものではない、ということはしっかり覚えておきましょう。
とっ散らかったアプリケーションを整理したいときは、「Mission Control(F3)」が便利です。または「Control + ↑キー(Up Arrow)」のショートカットでもアクセスでき、開いているウィンドウを一覧表示し、アプリケーション一覧を見ながら整理できます。
複数のアプリケーションを使って作業をしている際も、必要なウィンドウに直接ジャンプして整理できるので、集中力向上に効果的です。
普段、「Mission Controlってなんだろう?」と不思議に思っていた人はぜひ押してみてください。ただし、設定で無効化されている場合もあるので、システム環境設定をチェックしてみてください。
トラックパッドをお使いの場合は、指3本か4本を上方向にスワイプすると同じ挙動が最初から設定されている場合もあります。
ショートカットキーを扱えるようになると、グッと作業が楽になります。作業効率もアップし、今までクリックに費やしてきた指と手首の疲労にも効果的です。
最初は自然と使えるようになるまで意識する必要がありますが、段々と手がショートカットキーを覚え始め、最終的に考えるよりも早く扱えるようになります。
もし「最近Macに買い替えたけどわかりづらい…」や「業務でMacを使うけど、Windowsみたいにサクサク操作したい」といった人はぜひショートカットを覚えてみてください。Macと過ごす時間がきっと楽しくなります。